メタルキング’s diary

不定期に興味のあるガジェットやアニメ、漫画等の情報を発信していきます。

映画「パラレルワールド・ラブストーリー」を見て思ったこと

お久しぶりです。メタルキングです。

 

もっとコンスタントに更新できればいいのですが

なかなかしっくりくるお題がなく...(言い訳)

 

 

今日は2019年5月31日公開、レンタルが11月20日に開始された映画

 

パラレルワールド・ラブストーリー」

 

をレンタルして見ましたのでその感想を書きたいと思います。

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パラレルワールド・ラブストーリー公式ページより引用 (https://www.parallelworld-lovestory.jp/)

 

なぜこの映画が気になったのかというと

 

東野圭吾さんの作品だから

・主題歌が宇多田ヒカルさんだから

最後のが一番の要因ですが

・口コミの評価が両極端だから

 

ということです。

なぜこんなにも意見が分かれているのか気になったので

 

最初に小説を読んで映画を見てみました

(→この部分が後ほど重要になってきます。)

 

ネタバレも含みますので気をつけてご覧ください!

それでは行きましょう!

 

目次 

 

 

 

あらすじ

親友の恋人は、かつて自分が一目惚れした女性だった。嫉妬に苦しむ敦賀崇史。ところがある日の朝、目を覚ますと、彼女は自分の恋人として隣にいた。混乱する崇史。どちらが現実なのか? ――存在する二つの「世界」と、消えない二つの「記憶」。交わることのない世界の中で、恋と友情は翻弄されていく。(講談社パラレルワールド・ラブストーリー」内容紹介より http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000197810)

 

感想

率直な感想をまず行ってしまいたいと思います。

みた感想は...

 

面白い!完成度は高いです!

 

ただ先述したように賛否両論あるこの映画。

なぜこのような状況になってしまったのかわかった気がするので

 

・よかった点

・悪かった点

・なぜこのような賛否両論ある映画になったのか

・映画を見るためにすべきこと

 

という流れで話していきたいと思います。

 

よかった点

・小説を忠実に再現されている

これはすごく思いました。

片手に小説を置いて見てましたがセリフは重要なところはほぼ一緒。

シュチュエーションもイメージどうりになっていました。

これは意外と重要な評価ポイントだと思います。

 

・技術的な面に関しても再現度が高い

この話は技術的な話なのでメカニックも出てくるわけですが

脳波の機械も妥協なく表現したことが伺えました。

エンドロールに取材先で有名なメカニック系会社(例えば島津製作所など)

が多く挙がっており力を入れて再現したことがわかりました。

 

悪かった点

・108分に詰め込んだ感がある

このような入り組んだ作品を108分に詰め込む必要はないかなと思いました。

中盤から後半にかけては急ぎ足になっている感じでした。

小説を読んでから見た身としては、もっと時間をかけないと

内容が伝わらない内容じゃないかなと思いました。

 

・最後の終わり方がいまいち

小説とは違う流れになっていったのでどうなるかと気になりましたが

ちょっといまいちな感じがしました。

ヒロインの発言とその後の振る舞いに少し違和感を感じました。

これは見た人にしか伝わらないと思うので見てみてください。

 

 

なぜこのような賛否両論ある映画になったのか

読者の方はここが一番興味があるところではないでしょうか。

これはこの映画を見る上で誤解して欲しくないところですので

力を入れて書こうと思います。

 

・入れ替わりのタイミングが難しい

これはみなさんが感じるところだと思います。

正直小説を読んでいた身でもキツイところはありました。

ただ、少したてば「あ、これこっちの世界ね」と理解できました。

正直小説を読んでいかないとあの入れ替わり方はわかりません。

 

その入れ替わりがわからないところがこの映画の醍醐味

 

なのですが最後までしっかり説明されないまま終わってしまいます。

さらっと説明されているので初見の方には一発で理解するのは難しいでしょう。

 

・108分に詰め込んでいるので事態が急変する

これは先ほどの説明しましたがこれも重要なところだと思います。

急に重要なカギを握るキャラクターが倒れ、その説明が簡単すぎます。

自分も「え、飛ばしすぎじゃね?」と思うほどショートカットが図られています。

読んだ人がそうなのに読んでない人が見たらそれは

 

意味がわからん

 

になるのも頷けます。

 

 

映画を見るためにすべきこと

これは先ほどから何回も行っていますので気づかれている方もいると思いますが

 

見る前に小説を読め!!

 

です。

そうしないとこの映画は理解できません。

逆に読んでいけば見ていてとても楽しくなります。

私は皆さんにこの映画を見て欲しいので

 

先に小説を読んでください!

(そしたら旧作になってレンタル料金も下がりますからw)

 

見ましたら感想をコメントしていただけると嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!